Hostingerを使い始めて気付いたこと

老舗のWebホスティング会社で安いし、レスポンスも早そうだし、ブラックフライデー価格だし、と飛びついて4年契約を結びました。

ですが、始めてから気付いたことが幾つかあります。結構、個人的にはビックリでした。

1.なんとPHP以外のスクリプト言語が一切インストールされていない!

日本のWebホスティング会社ですと、大抵はPerl、Ruby、Python、PHPあたりは当たり前のようにインストールされています。と、言いますか日本以外のWebホスティング会社でもそういう環境が普通でした。過去に契約していたところでは、FastComet、ホストデーター、BlueHostなどでスペースを借りてきましたがいずれもインストール済みでした。

そのため、hostingerを契約するときは完全に油断していました。契約してから、それぞれのPathがどうなっているかなと物色したところ、どこにも記述が見当たりませんでした。まさか!と思ってHELP文書を確認したところ、まさにそのまさかが回答でした。

Perl is a programming language that is used for text manipulation, database interaction, system administration tasks and web programming. However, our Shared and Cloud servers do not support Perl/CGI at the moment.

https://support.hostinger.com/en/articles/1583745-what-perl-version-do-you-use

Our Shared Hosting packages do not support Python. However, you can use it on a VPS. Feel free to check out VPS packages if you are interested in using Python for your project: https://www.hostinger.com/vps-hosting

https://support.hostinger.com/en/articles/3648030-do-you-support-python

要は使いたいなら、共有のWebホスティングじゃなくてVPSホスティングを借りて好きな環境を作りなさいと言うことなのでした。まあ、Rubyは日本発祥ですし仕方ない気もしますけど、全く以て想定外でした。どうせ使える環境があってもろくに使いこなせないのでWordPressが使用出来れば構わないっちゃ構わないのですが、貧乏根性が染みついているので残念な感じは拭えません。

2.でも、SSH環境は提供されている

自分でPHPのモジュールを追加したりは出来そうなんですよね。試していませんから制約は色々あるかもしれませんけれどね。

過去に仕事(副業)でPHPを使ったちょっと特殊なCMSで、モジュール追加をしなきゃ駄目なものがあったんです。でも、その時はSSHが利用出来ない環境だったのでモジュールの追加が簡単にはできず、色々と裏技のような手順を駆使して結果必要十分な設定を出来ました。

hostingerではそういった部分はどうも少し緩めにしてくれているみたい。なんかとってもアンバランスな気がしますが、そういう内容で提供してくれているので上手く使っていこうと思います。

3.管理画面がCPanelじゃなくてHPanel

なんかhostinger専用なのかよく分からないけど見慣れた管理画面がCPanelではありません。

まあ、機能に対して配置位置が異なると言うだけで特に問題があるわけではありません。今までCPanelであまり使っていなかったような機能がごそっとそぎ落とされている感じでシンプルな感じを受けます。

4.ApacheやNginxではなくLiteSpeed

高速なWebサーバとして比較的高額なプランで提供されているLiteSpeedで構築されています。これも自分みたいな素人だと「だからなに?」なのですが、新しい物を使ってるっぽいなあというくらいに捉えています。

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